東京に戻ってきました
先月に四国から東京に引っ越してきました。今回は転職ではなく転勤による引っ越しです。
気持ちを整理する意味も兼ねて久しぶりに書いてみます。
四国での2年半を振り返って
四国大好きになりました。生活のしやすさでは東京より上だと思う。家賃も驚くほど安かった。食べ物も美味しかった。自然もすばらしかった。
車を所有して日常的に車を運転するという経験はプラスになったと思っています。ずっと東京にいるとおそらく運転が怖くて車にのることもほとんどなかったでしょう。東京に車を持ってきたので、以前とは違う、車のある生活になりました。車生活だとネットを見る時間が圧倒的に少なくなりました。東京にいた頃はTwitterに色々書き込んでいましたが四国では全く書き込みませんでした。電車の中でiPhoneを触る時間があるかどうかが大きい気がします。
東京に住んでいると絶対に行かなかったであろう場所にあちこち訪れました。四国の各県庁所在地、小豆島、淡路島、島根、鳥取、岡山、広島、神戸、京都、そして大阪。心残りは九州と和歌山に行かなかったこと。
方言は使う機会がなかったので全然うつっておらず、ずっと標準語でしゃべっていました。
人生初の海外旅行にも行けて、結婚5年目くらいで遅めの新婚旅行ができました。行き先はアメリカのロサンゼルスでした。出張でアメリカが大好きになってしまい、旅行先もアメリカにしてしまいました。見事に妻もアメリカ好きにしました。四国生活のおかげで車の運転にもなれていたので、調子に乗ってレンタカーであちこち回るプランでした。
2年間の四国での生活はすばらしく、東京に戻った今となっては夢のようです。
そして転勤の数カ月前に妻が妊娠しました。実家で里帰り出産のため引っ越しを挟んでしばらくは一人暮らしです。
東京に戻ってみて
担当するプロジェクトもメンバーも今までとは全く違っていて、チームの半分は初対面の人なので、転職したのとあまり変わらない気持ちで仕事をしています。以前東京にいた時は郊外勤務でしたが、一転していまは都心勤務で、そんなことになるなんて想像もしていなかったので、未だに東京都心で働いている実感がありません。四国では昼休みに田舎道を散歩するのを楽しんでいましたが、都心の散歩も意外と悪くないかもと思っているところです。
通勤が辛いです。転勤して数日で足の指に水ぶくれができました。以前は郊外から郊外への通勤で満員電車に日常で乗ることはなかったので人生で初の経験です。
車をもってきているので、動かさないとまずいということで週末にはドライブをしています。昔良く歩いていたところを車で通るのはちょっとした感動があるので、田舎道とはまた違った楽しみがあります。昔は車がなくて行けなかった場所にも気軽にいけるのは嬉しいです。
前職でお世話になった人との再会もあったりで、久々の東京をわりと満喫しているかもしれません。
今の会社のこと
あまり詳しく書くことはできないのですが、一言で言うと今の会社でいい意味で「サラリーマン」になりました。前の会社はあまり堅苦しいルールとかがなくて、サラリーマンっぽくないスタイルで仕事をしていたので、一般的な会社の常識とかを知らずにいました。今の会社では色々ルールも厳しかったりで「サラリーマン」としての姿勢が求められています。前の会社では全く気が付かなかった視点に気がつくことができて、成長を感じられる環境です。
これは前職でもそうだったのですが、技術的にレベルの高い方々に囲まれて仕事をしているので、色々お叱りアドバイスをうける機会にも恵まれ勉強になることだらけです。前職からずっと優秀な方に囲まれて仕事ができているというのが実は一番幸せなことかもしれません。上を見てそこを目指すことができるのです。
東京では今までとは違った分野の開発になりそうなのでワクワク。(東京に来てからまだほとんどコード触っていません)
いいことばかり書きすぎて少々うさんくさいですが、今の会社が前の会社よりも全面的に優れているかというとそういうわけではないので、全てを手に入れられる環境を求めるのは欲張りなのかなと感じています。
まとめ
- 四国良かった。東京転勤は正直ショックだった。
- でも意外と東京を満喫している。懐かしい場所だらけでいちいち感動する
- 東京での新しい仕事は大変だけどわくわく
- もうすぐ父親になります。いま一人暮らし中
転職に関して
転職してそろそろ8ヶ月くらいになろうとしています。早いもので、四国に来てから初めての年越しが間近に迫っています。
さて、転職して数ヶ月たったので少し転職に関して感じたことをまとめてみようと思います。
転職の方法
転職エージェントに登録して転職活動をしました。転職開始が2010/11で、今の会社に決まったのが2011/04なので4ヶ月ほどの転職活動だったでしょうか。
途中で海外出張があったり、東日本大震災があった関係で少し長引いてしまったと思います。
エージェントさんにお願いすると、主にメールでのやり取りで面接の日取りなどが決められるので、仕事をしながら転職活動するには非常にありがたかったです。
反面、企業とのやり取りはすべてエージェント経由なので、途中で情報を操作されるリスクが怖いと感じました。聞いた話だと、勝手に辞退されて不合格だったと伝えられたり、内定をもらっているのに勝手に保留して、別の企業の結果が出るまで伝えてくれないなどといったこともある模様。
入社が決まると、年収の数十パーセントがエージェントさんの報酬となるらしいです。年収の高そうなところに入社を決めさせるのがエージェントさん第一目標になるかと思います。
前の会社と今の会社を比べてみて
あまり細かいことは書けないのですが、総合的に見ると転職してよかったと感じています。よくなったこと、悪くなったことそれぞれあるのですが、転職の際に一番重視していた点が満足できているのが大きいです。
転職に当たっては、妥協できることと妥協できないことをしっかり決めておいたほうが、転職後も気持ちよく新しい会社で仕事画できるのかと発見しました。
前の会社の仲間と離れてしまったことが一番悲しいことかもしれません。
四国での生活
東京での生活と一転しました。違いとしては下記のような感じでしょうか。
- とにかく車が必須。通勤するにもどこか行くにも車がないと始まらない。
- 見晴らしがいい。家の窓から遠くの山が見えるので都会よりも景色が贅沢です。
- うまい食べ物が多い。いろいろな名物があって、それがすごくうまいです。
- 本州が意外と遠い。橋でつながっているので気軽に行けそうですが、正規の料金で往復一万円近くかかるのであまり気軽に本州に行けません。
- 生活に不自由はない。田舎ですが、県庁所在地の隣なので適度に店がそろっていて便利です。
- 夏はカエルの大合唱。目の前が田んぼや畑なのでカエルの大合唱が激しいです。が、意外とストレスにはならず。
- 飲み会が不便。車が主な交通手段なので東京のように気軽に飲みに行けません。
- 四国にはセブンイレブンやイトーヨーカドーがない。なんだかさびしいです。
- 方言だらけ。会社ではあまりいないのですが外を出歩くと方言だらけで、地方色があって楽しいです。
感想
実は新卒での就職ってしたことがなくて、今回の転職が始めての就職活動のような感じでした。何もかもが新鮮で、新しい発見の連続でした。書類選考の後に何回も面接があるということ驚き、最終面接で何を見られるかがわからずに落とされてショックを受け、都心のきれいなオフィスに面接に行ってカルチャーショックを受け・・。そして、今の会社の最終面接は、余震で微妙に揺れている中というすごいシチュエーションでの面接でした。
四国に引っ越してきたことも自分にとってはすごくプラスです。あきらめかけていた車の所有ができたこと、人が多すぎない環境での生活、今まで行ったことのない地方へのアクセスが容易になったこと。
妻も仕事をやめて専業主婦になっていい休養期間ができた・・、のかな? ずっと車がほしいとせがまれていたので、それをかなえられたのはよかったかなと思います。
あと、車生活になって少し太りました。近くのコンビニに行くのすら車を使うという、都会からするとコントのような世界です。
引っ越しました
今まで東京に住んでいましたが転職に伴って引越しをしました。
いまは四国にいます。
故郷の北海道がだんだん遠くなります。
まだ妻が東京で仕事していて、来週まで来れないので、一人で先に来ています。
なんか、初めて上京して来た時を思い出す感じです。
東京の景色とうってかわって、いまは畑に囲まれたところに住んでいます。
北海道の実家よりも田舎。
電車やバスで日常の移動ができないので車を買いました。
いままでバスと電車を乗り継いで2時間弱だった通勤時間も、車で30分から40分くらいになりそうです。(渋滞がなければ30分以内)
実家の母によると、それでも長いらしい。長年の東京生活で通勤時間の感覚がすでに麻痺してしまっている模様。
田舎の常識への驚きと、東京の常識への驚きをダブルで感じています。
アメリカ出張記
2017/10/07追記。
リンク形式が古すぎてうまくスライドが埋め込めていなかったようなので修正しました。
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社内の勉強会でアメリカ出張の報告をしてきました。そのスライドを少し改変してアップしてみました。
OpenOffice.orgとPowerPointを行ったり来たりしたため、一部レイアウトがおかしいかもしれません
アメリカでのバスの乗り方
私が滞在しているシアトル近郊のバスの乗り方を紹介します。
- Googleマップや時刻表などでどれに乗ればいいかを確認する
- 早めにバス停で待つ(日本に比べて時間に正確ではないらしい)
- 行き先と番号の表示を確認し、前から乗り込む
- 運賃箱の側面に先払いか後払いかどうかと、料金などの表記があるはずなのでそれに従う
- わからない場合は運転手にきき、お釣りのないように支払う。1ドル札と25セントコインが必須。
- 座席に着く。一番前は優先席なので避けたほうがいいかも。あとはいちばん後ろも避けたほうがいいらしい。
- iPhoneのマップアプリとにらめっこするか、外の景色を注視し、目的地に接近したことを確かめる
- 窓の上のロープを引っ張る(もしくはスイッチ式ならそれを押す)
- 目的のバス停で、後払いなら前から降りて料金を払う。前払いならどこから降りてもいい。
正直日本から初めて行くなら、景色を注視しても目的地かどうかわかりません。付き添ってくれる人がいないなら、iPhoneのような機器が必須かもしれません。また、どの路線に乗ればいいのかも分かりにくいです。私はiPhoneがなければバスにのる自信がありませんでした。あと、ドライバーに挨拶する人がおおいので、乗り降りの時は挨拶したほうが無難です。
運賃が先払いかどうかは、都会に向かうか都会から離れるかで決まるらしいです。都会に向かうのは基本的に先払いだと思います。
アメリカ滞在にあたって知っておいたほうがいいこと
- 25セントコインと1ドル札は切らさないほうがいい。特にバスに乗るなら必須。
- 緊急電話は911。Japanese pleaseといえば日本語出来る人に変わってもらえるらしい。
- スーパーなどではクレジットカードは自分で機械に通しタッチペンでサインをする
- スーパーの並び方が日本と違うことも、会計場所と商品を置く場所が逆側だったりする
- セルフ会計とかベルトコンベアに商品をのせるところも。その場合「ここで終わり」のバーを置くこと。
- お酒の販売時間は法律で決められているので深夜には買えない。
- お酒買うときにID見せるように言われたりする。その時はパスポートか国際免許証を見せる。
- iPhoneのようにGPSとグーグルマップを組み合わせられる機器があると街歩きがかなり楽になる
- 価格表示が税抜のもの。州によって税率が違うけど10%とかそういう消費税がかかる事を忘れないこと。
- 現金は現地で換金しないつもりで余裕を持って準備した方がいい。私はダウンタウンの換金所で換金したらひどいレートでした。
- 20ドル札より高額な札は使えないこともあるかも。換金したら20ドル札と1ドル札のみで構成するのがおすすめ。
- コインに額面が書いていない。dimeが10セント、Quaterが25セントだと覚えておくとなんとかなる。
- セブンイレブンではトイレを借りられない(と思う。私はいちど聞いてみて断られました)
- 食べ物の輸出入は結構厳しいので事前にチェック
- Trader joe'sというお店のエコバッグが日本へのおみやげとして喜ばれるらしい
- バスの乗り方が日本と少し違う
アメリカと日本で大きく違うこと
- 公衆トイレの個室の中が外から見える。ひどい場合、ドア越しに覗かれもする。
- 暗くなってからあまり出歩かないほうがいいらしい
- バスの乗り方(案内放送ないし、降りるためのサインのだしかたが違う。あとお釣りがない)
- 自転車のルール(歩道を運転したらポリスに捕まるらしい)
- 車のルール(とくに右折がいつでも出来るのしらないとビックリする)
- スーパーなどで売っている物
- セブンイレブンの品揃え(行ってもあまりほしい物ないかもしれません)
- マクドナルドの飲み物は自分で注ぐ
- パスポートは常に携帯しなければならない(外国人なので当然ですが)
- ゴミの分別。ゴミを燃やさずに「埋め立てる(Composit)」というのがあります。これは自然分解できるものを捨てるらしいです。
外国人の身分でポリスに捕まるとややこしいので問題をなるべく回避すべきです。また、公衆トイレの個室は隙間だらけで、足が必ず外から見えます。場所によってはドアの背が肩くらいまでしかなく、外から覗きこまれることもあります。これは覚悟のこと。
日本食屋さんを見つけない限り日本と同じ食事は難しいと思ったほうがいいです。
アジア人を見かけることは結構ありますがそのかなり多くが中国人や韓国人だと思います。日本語が使える人と出くわせることはほとんど期待しないほうがいいでしょう。