初めてのアメリカマニュアル
初めて海外に来た私が、アメリカで少しの間滞在するために役に立つと思うことを紹介します。
まずは英語について。最初に行っておきますが、私の英語力はTOEIC320点です。というわけで英語が堪能なわけでもなく、むしろ日常のやりとりにすら支障のでるレベル。そんな私がアメリカで英語のコミュニケーションをしてみて思ったことをまとめてみます。
ひとことで言うと「使える語彙さえ増やせば何とかなりそう」という印象でした。私でも中学レベルの英語はなんとか扱えるので、相手がそのレベルの単語で話してくれれば理解できますし、こちらはその範囲で必要な物事を伝えることができます。ただ、相手が話す言葉は中学レベルに留まるはずもないので、そこが一番つらかったところです。こちらから意思を伝えることができても、知らない表現やあまり馴染みのない言い回しをされると、なんていう単語なのか判別するのすら困難です。
中学レベルの英語力で、観光旅行を乗り切るテクニックでも紹介してみます。私があみ出したやり方なので間違っていたらすみません。
使えるテンプレ
旅行中、使いたい表現というのはだいたい以下のもので事足りる気がします。
英語 | 日本語 |
---|---|
I'd like to ... | ...したいのですが |
Can I ... | ...してもいいですか |
Could you ... | ...してもらってもいいですか |
Should I ... | ...すべきですか |
やりとりの例
例えばレジでのやり取りはこんな感じです。
店員 : Hello. 客 : Hello. 店員 : How are you? 客 : Good! Thanks. (場合によってはここで店員と雑談タイム) 店員 : xxx dollars.( $2.25ならtwo point twenty fiveとか2 dollars and 25 centsとか) 客 : Sure. (クレジットカードをリーダーに通すか現金をだす) 店員 : (お釣りがあれば) Change is xxx cents.(だったと思う) 客 : Thanks 店員 : Have a nice day.
これが基本的なやりとりですが、日本でのレジのやりとりよりもはるかに言葉数が多いので、恥ずかしがりの私には結構大変です。場合によっては「Do you need a receipt?(レシートは要りますか?)」とか聞かれたりもするかも。
バスの乗り降りの時もドライバーに挨拶する乗客が多いです。あとは人の間を通って軽くぶつかりそうなときは「Excuse me」と言ったほうがいいかもしれないです。
初めての海外出張 準備と所感
いままで海外にも行ったことがない私が、初めての海外出張。それも1ヶ月間。準備にあたりいろいろ調べたつもりですが、アメリカに来てから後悔したこともたくさんあります。初めて海外に行く人などに役に立つように、日本で準備したことと、アメリカに来て公開したことを紹介します。
日本での準備
いろいろなサイトなどを参考にしらべました。基本的なものはそちらを見てもらったほうがいいとして、とくに気をつけたことを紹介します。
- パスポートの申請は早めに。戸籍謄本が必要なので戸籍が遠隔地の方は特に注意。
- ビザなどの申請は忘れずに。アメリカのビザ免除でもESTA申請が事前に必須。
- 現地に持っていくつもりの電化製品がそのまま使えるかチェック。(ACアダプタなどに対応電圧書いてます)
- 携帯電話の使い方の調査は念入りに。ソフトバンクならアメリカでは必ずAT&Tを選択するなどの注意点を調べる。
- 観光ガイドは日本で準備した方がいい。外国では日本語のガイドが手に入りにくいし、出先だと本がある方が助かる。
- パスポートを入れるための貴重品入れは必ず準備。腹巻とか首掛けとか。これがないとパスポート携帯がかなり不便。
- 空気枕を準備する。飛行機の中でこれがあるとかなり助かる。枕としてより、腰に当てるクッションとして役立った。
- スーツケースはレンタルできる。一ヶ月でも8000円程度で借りられた
- スーツケースの重量に注意。22kg程度が限度だけど、これは結構簡単にオーバーします。体重計で計るといいかも。
- 無線LANのルーターは準備したほうがいいかも。宿泊先が有線のみの可能性もある。
- 爪切りや耳かきなどの日用品は持参した方がいい。運がよければ売っている店も見つかるかもしれませんが。
- 日本で連絡を取りたい人がいたら連絡手段を確保する。直接電話をする以外の手段をできるだけ確保。
アメリカで思ったこと
- 外国の航空会社だと日本の空港の搭乗口あたりから英語使われます。機内のアテンダントとのやりとりは英語です。
- 入国審査が結構いろいろ聞かれたりする。事前に要項をまとめた審査官宛の手紙を準備するといい。
- iPhoneあって助かった!! アメリカならこれがあれば知らない街でもどのバスに乗ればいいかもバッチリ。
- ビジネスバッグとリュックサック両方持ってきたけど、ビジネスバッグいらなかった。アメリカではリュックが多い。
- もっと英語を身につけておけばよかった。食事を注文するだけでもかなり大変な思いをします。
- 現金は多めに持ってきたほうがいいかも。意外なところで現金が必要になって少しぎりぎりになってしまいました。
- スーツケースにはもう少し余白を残しておけばよかった。意外とおみやげ買ってしまいます。買うつもりなくても。
- 公衆トイレの個室が落ち着かない。外から結構見える。
- バスの乗り方で戸惑った。いつ支払いするか、どうやって降りるのかなど。これは別の日記で紹介予定。
- お釣りが正確に返ってこない。気のせいかもしれないですが。
- 固定電話相手に電話を掛けるときはスカイプがおすすめ。お金チャージすれば固定電話にもかけられます。
海外出張行くことになりました
いきなりですが、アメリカに出張行くことになりました。それも来週。いままで海外に一度も行ったことがなく、今回の出張が初の海外となります。なので、いろいろな不安や期待など入り交じった複雑な気持ちでいます。
今月半ばから、来月半ばという期間での出張なので、クリスマスと年末年始は嫁と過ごすことができなくなりました。一ヶ月もの期間なので、色々と準備をしています。出張自体今の会社に入ってから初めてで、7,8年ぶりでしょうか。ちなみに前の出張は、地元在住の時に隣の町の陸自の駐屯地に1ヶ月の常駐で、付近のビジネスホテルに半分軟禁。ほぼ休みも基本的な出張セットを買い揃えたり、薬を買い揃えたり、慌てて歯医者に行ったりしています。
一番ネックになりそうだったのがパスポート申請のために、戸籍謄本か戸籍抄本が必要なことです。地方から上京している場合、役所に直接行って取得できない方がほとんどでしょう。私は結婚したときに都内に戸籍を写したので、スムースに取得可能でしたが、ここで詰まっていたら出発がもっと遅い日程になってしまっただろうなと感じました。パスポートがないと航空券が買えなかったりビザなどの申請もできなかったりするようです。この話をもらったのが先々週の金曜日。そして先週月曜に戸籍謄本を取得しその足でパスポート申請して明日(今日)受け取り予定。
向こうのメンバーにおみやげでも買って行きたいのだけど、食べ物だと税関か何かで止められる可能性もありそうなのでどうしよう。
持っていく予定の物の覚書
- パスポート
- 国際免許証
- クレジットカード(VISA)
- 必要な金額の現金
- 一週間超を乗りきれる衣類(洗濯できるので)
- iPhone
- MacBook Air
- FONのルーター(宿泊所が有線のみかもしれないので)
- 延長コード(必要な場所にコンセントがない可能性を考え)
- 風邪薬、整腸薬、鎮痛剤、体温計
- 絆創膏、綿棒
- 歯ブラシ
- 爪切り、毛抜き、カミソリ
- 折りたたみ傘、雨合羽
- ドライヤー、くし、整髪料
- スリッパ(サンダル)
- マスク(保湿のものも含む)
- エアー枕
- サブの財布
- リュックサック(スーツケースに入れば)
これから準備するもの覚書
- スリッパ
- 少しの衣類
- 英語力
MacBook Airを購入
一週間前にMacBook Air(2010)を注文し、昨日到着しました。本当は銀座のAppleStoreで購入しようかと考えていましたが、メモリを2GB足して4GBにしたかったのでネットのAppleStoreで購入。
買ったのは13インチの128GBモデル。メモリを4GBに変更した以外は標準のままです。目的は、メインのノートPCとして使うことで、外でも使えて、家の中でも使うこと。iPadのかわりのような感覚で購入しました。iMacとiPhoneはすでに持っているので、ちょうどその間を埋めてくれる絶妙な製品であると、魅力的に映りました。
本当は「いずれほしい」位に思っていて、来年辺りに買うつもりでした。そんなときに、海外出張の話が舞い込んできまして、海外行くならノートPC位は必須だよね、と。そんな感じで、まだ出張が本決まりでないうちに嫁に許可をとってポチってしまいました。
箱を開けるところからのレポートは今更感があるので省略しますが、ちょっと2日間使ってみた感想でも。
- ネット見たりするのに性能に不満はなし
- 評判通り起動時間やスタンバイからの復帰が超早い。iPad感覚か
- 寝転がりながらの使用は快適とは言い難いかも
- 128GBで意外とやっていけそう。Xcodeを含め諸ソフトを入れても30GB程度の使用量
- iPhoneのバックアップや同期は、容量的に不安なのでしたくない
- キーボードもトラックパッドも操作性に不満なし。iMacを使っているかのよう
- iMacなどと比べ画面の質がよくない。視野角なども広くないし、長時間使うと疲れる
- FaceTimeなどを使うとものすごい勢いで電池がなくなる。仕方ないことだが。
画面が見にくいことがほぼ唯一の不満点。もともと液晶画面が嫌いでブラウン管TVやCRTモニタを貫いてきて、決してノートPCなんて使ってこなかった人なので、このへんの許容範囲は普通の人より狭いと思います。
Linuxを使ってみて
iMacにVirtualBoxを入れてUbuntuを動かしています。オープンソースとかよくわかっていませんでしたが、これ使っているとスーパーハカーになれそうな錯覚を起こしそうです。Windowsのフリーソフトのような文化と違って、結構ソースコードが公開されていたりするんですね。
Ubuntuインストール直後にGoogle日本語入力のUbuntu版みたいなのを入れてみましたが、戸惑いまくりです。ソースコードをチェックアウトしてビルドしたりとか、いったいなんていうことをさせてくれるんでしょう。Windowsばかり使っていると馴染みがないので結構面食らいました。
コア部分のプログラミングなどはC言語が活発という印象です。いままでWindowsCEでC使っていましたが、Linuxで触るほうがいろいろと得るものが大きそう。なんていうか、C言語好きな人が、C言語好きな人にために作った環境という印象でしょうか。gccなんかも標準で入っていて、スクリプトを記述する感覚でCのプログラムを書いたりできる雰囲気に見えます。
viをサクサクと使えるようになりたいな。viは6年以上前に半年ほど業務で使っていましたが、ほとんど忘れてしまっている模様。
まだまだ触り始めなのでよくわかっていませんが、C言語好きの私には結構合っていそうな印象。
ちなみに10年ほど前にTurboLinuxをインストールしたことが有りますが、よくわからずに使うの諦めた思い出があります。今回オモシロイと思ったのはUbuntuが素晴らしいからなのか、C言語を使えるようになったからなのか。
#こんな感じで勉強になるという理由を盾に、今度から嫁に対して新マシンの購入交渉がしやすくなりそう
C++使いがObjective-Cに触れてみて思ったこと
※2019/12/16追記: 当時の理解不足で少しオーバーな表現や誤りが含まれていたのでその部分だけ修正しました
私は普段はC++で開発をしています。そんな私がObjective-C(Foundation)を数日間勉強してみて思ったことを書いてみます。C++使いに読みやすいように、Objective-C用語もあえてC++っぽく呼んでいたりします。
印象
初めてObjective-Cのコードを見たときに全く理解できずたじろぎました。関数(メソッド)の定義と呼び出し方がC++などとは全然違っていて初めて見る形式だったからです。
しかし勉強を始めてみて数時間でその不安は吹っ飛びました。むしろC++からC#に移るよりも楽なんじゃないかと思うぐらいです。メソッドの定義と呼び出し方が分かればあとはそんなに難しくないはずです。
C++やCと何が違うのか
ペースはC言語で、C言語の記述がそのまま使えます。その上でObjective-C特有の部分は@や[]で区別されたところに記述します。Foundationなどの機能を呼び出したい時にObjective-C特有の記述をします。Objective-C特有の記述で特徴的なのはメンバ関数の定義方法と呼び出し方法。
具体的に書くと以下のように違います。
[C++]
class CMyClass { int GetInformation(); }; void work() { CMyClass* myObject = new CMyClass; int information = myObject->GetInformation(); delete myObject; }
@interface MyClass : NSObject { } - (int) getInformation; @end void work() { MyClass *myObject = [[MyClass alloc] init]; int information = [myObject getInformation]; [myObject release]; // ※2019/12/16追記: ARC利用時は手動のreleaseは不要です }
C++と呼び出し方は違いますが、全く違うことをやっているわけではないのがわかると思います。
違うのは記述方法だけでなくてメンバ関数が呼び出されるメカニズムもです。C++だとコンパイル時に飛び先のアドレスが解決されますが、Objective-Cだと実行時に解決します。そのまま使うと関数呼び出しのオーバーヘッドが大きいので注意。詳しくないけどセレクタを使った回避策もあるらしい。細かくて回数が莫大なループ内で呼び出す要な場合は回避したほうがいいかもしれません。←iOSアプリ開発においては無視できる程度のオーバーヘッドであることが大半です(2019/12/16追記)
基本的な考え方はC++と同じです。おまけにメンバ変数にアクセスするためのメンバ関数(GetterやSetter)を自動生成してくれちゃう機能まであり、C++よりも便利な記述が言語的に備わっています。クリティカルセクションの制御なんかも言語レベルでサポートされています。
フレームワークについて
Objective-CはMacOSXやiOSのアプリをつくるのに主に使用されています。そしてそのターゲット用にCocoa(iOS用はCocoa touch)というフレームワークがあり、Objective-Cプログラミングではそれを使います。Windowsでいう.NET Frameworkのようなものに当たるでしょうか。
コーディングに密接に絡んでくるのがFoundationと呼ばれるもので、C言語で言う標準関数のようなものがここにある感じです。この中のNSObjectっていうクラスがかなり重要でObjective-Cプログラミングの要。インスタンスの確保・開放などはこのクラスに実装されている機能を使うことになります。
私はいまこのあたりの使い方とiOSのUI用のクラス(UIButtonなど)の勉強中です。
総括
言語の違いは大した障害とならない感触です。純粋に新しいフレームワークの使い方を覚えていくことに比重を置くことになると思います。
WindowsからMacに移行して思ったこと
iMacを購入しメインマシンがMacになりましたが、予備知識が全くなく何をして良いのかもわからない状態でした。
「マイコンピュータどこ?」みたいな状態。
まず初めにしたほうがいいのはAppleのサイトにある動画を見ること。
Macの基本的な使い方とか、MagicMouse, MagicTrackpadの使い方などが分かりやすく解説されていて、Windowsからの乗換組には重宝する内容です。
全然知りませんでしたが、普通のマウスやタッチパッドと操作が全然違います。何も知らずに使うと使いにくいデバイスかと思ってしまいますが、使い方を知ると非常に使い勝手が良いことが分かります。
ひとまず、Finderがマイコンピュータみたいなものということが分かればあまり苦労はしないかなと思います。
次に戸惑ったのはショートカットキーなどの違いです。日本語入力する方法やCtrl+Cなどはどのようにすればよいのか。
メニューから調べてみても変なアイコンが乗っているだけで全くわかりません。一番はまりやすいところで、上矢印のアイコンがShiftだとわかるまでが大変でした。WindowsでいうCtrlの代わりがほとんどcommandなのですが、command+shit+何か、というショートカットがMac独特かと思います。
日本語入力はWindowsみたいにトグルになっていなくて、「かな」と「英数」でそれぞれ切り替え。これもなれるまでちょっと違和感あります。
XcodeのショートカットはVisualStudioと全く違うので結構もどかしいかもしれません。これは忘備録として別記事でまとめたいです。
あとはWindowsで使っていたソフトなどの対応はどんな具合かが気になりました。私は下記のように代用しています。
- テキストエディタ : mi
- Twitterクライアント : 夜フクロウ
- 動画再生:VLC
- イメージビューア:(試行錯誤中。現在ToyViewer)
- MS Office : OpenOffice.Org
あとはWindowとMac両方に提供されているソフトはそのまま入れています。
正直メインで使うのはこのへんなのでほとんどWindows使うのと変わらない感覚で使えます。
Mac購入以来、もう家ではMacしか使っていません。もともとあったWindowsXPマシンはほとんど嫁専用と化しています。