fastlane勉強会 vol4で発表してきました

何年もブログを放置していて今までのブログはすでに旧形式だと気がついて慌てて移行してきたrikusoudaです。 去年転職して、今はクラウドサービスの会社でiOSエンジニアとして働いています。

8/22にfastlane勉強会 vol4に参加して発表してきました。

fastlane.connpass.com

rikusoudaの発表内容

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fastlaneを初めて見たときに怖くてあまり触れなかった僕が、fastlane怖くなくなるまでの話をしました。fastlaneを使いこなしている話はよく聞きますが、一定のハードルを越えるまでに何をすればよいのかわからず手探りでやってきたので、その辺のお話です。fastfileをよくわからずにおそるおそる編集しているような方々に向けています。 後は、所属会社で活用した事例の紹介とBitriseでCI実現したときの苦労話を紹介しています。VPP Custom B2Bで活用した事例はあまり見たことがないのでその辺をちょっと織り込んでみました。

ほかの発表内容

自分の発表に気をとられてしっかりと記録できていない感じなので覚えている範囲で紹介します

「Fabricではじめるfastlane」 @ZuQ9Nn さん

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Fabricのアプリを使ってfastlaneの導入を進めていく話。Fabricのアプリでfastlaneのマークは見かけていましたが何ができるのかはよくわかっていなかったので参考になりました。

「みんなで育てるprecheck」 @nerd0geek1 さん

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fastlane勉強会主催者の田畑さんが、fastlaneに最近追加された precheck というアクションについて解説してくれました。 deliverのとき何かチェックしているのは気になっていて、調べられていなかったのでとてもありがたい内容でした。precheckはContributeしやすいのでチャンスとのこと。metadata rejectされたときに事例をここに追加していきたいですね。

「社内環境で紐解くfastlane match」@takahia さん

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Apple Developer Programでadmin権限がない(配布用証明書などの作成権限がない)環境下でmatchを読み解きながらmatchを導入した話。 matchのコードの解説と、どのようにそれを再現するかを解説いただきました。これで証明書のrevokeをせずにmatchを運用することが視野に入りました。

AndroidでもFastlaneやっていきたい」@wakwak3125 さん

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Gradleという便利なものをすでに手にしているAndroid開発の環境でfastlaneがどのように役立ったかの事例紹介。 僕はGradleについて詳しくないのですが、Google Play Storeにアップロードする部分をfastlaneでやると幸せになったとのことでした。

「質問タイム」@dantoml さん

fastlaneとCocoaPodsのコアメンバーの方もfastlane勉強会に来ていただいていて、最後に質問タイムをもうけてもらいました。 やりとりが英語だったのであまり聞き取れなかったことと、少しだけ聞き取れた内容は結構裏話的でこんな公の場に書いてよいのかも判断しかねた(という感じで英語聞き取れなかった言い訳をしておきたい)ので内容については割愛させてください。結構核心を突くような質問が出ていたと思うので、英語を聞き取れていればとても面白かったと思うだけに、英語を聞き取れなかったのが悔しい気持ちでいっぱいです。

所感

社外の勉強会で発表したのは初めてでしたが、発表のためにいろいろ調べること自体が勉強になったので有意義でした。いつも勉強会でいろいろ情報をもらっているので、もし少しでも還元できているとうれしいです。特に今回発表した内容はfastlane勉強会がなければ実践していなかった内容なので、そういう意味でもこの勉強会からいままでに得たものは大きいです。

他の人の発表は、自分ではやったことのない知見を仕入れることができたので、次なるfastlane活用のきっかけになりそうです。